ボクの一日 |
ボクの一日はご飯から始まる。 |
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冬時間(7時)、夏時間(6時半)があり、時間より少し前からゲージをガシャガシャひっかいてチュウコ姉ちゃんを呼ぶんだ。 カラカラン・・・って缶を出す音が聞こえるとボクはもう幸せ気分。 よだれはタラタラ。(ホントはよだれはでないよ) なにしろ一日一回しかご飯をもらえないのでなによりの楽しみとなっているのだ。 |
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ボクがご飯を食べていると、チュウキチ兄ちゃん、チュウ兄ちゃん、パパ、チュウコ姉ちゃんの順で学校や会社へ行ってしまう。 ママも洗濯やらお掃除やら始めてしまうので、午前中の大半はゲージの中でうろうろしたり、ふて寝をして過ごす。 |
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ママのお仕事が一段落した頃を見計らってボクはママを呼ぶ。 ゲージをガシャガシャやるとママがゲージから出してくれる。 それでも出してくれないと「出せ!」と鳴く。が、実際は人間の言葉なんて喋れるはずない。「ハッキョン」とか「ハックン」と聴こえるらしい。(よくプレーリードッグって子犬の鳴き声に似ているから「ドッグ」っていうんだといわれている。でも、ボクの声はどうやっても「キャンキャン」にはならない。) |
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ゲージから出してもらったら、まずリビングの探索だ。 昨日と変わったものはないか、朝ご飯のおこぼれがないかなどをチェックする。朝ご飯がパン食のときはテーブルの下にパンくずが落ちていたりする。見つけたときはラッキーチャチャチャ!ってかんじ。パパが雑誌なんか買ってきてたりするとそれもかじって味見。 |
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ひととおり歩き回ったあとはママと遊ぶ。 ママの上に飛び乗ったり、こちょこちょしてもらったり、なでなでしてもらったり楽しさ100%だ。あんまり楽しくってついママの服や手ををかじってしまったりするときがあるけど、ママも結構楽しいらしく怒ったりしない。 いつもこうだといいのに・・・ |
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遊び疲れたら、お昼寝タイム。ボクはゲージへ戻ってゆく。でもママも遊び疲れちゃうと一緒にお昼寝だ。ママにペトッてくっついてボクは寝る。(昼寝をしないときはテレビなんかも観たりする。ワイドショーが特に好き) |
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3時ごろチュウコ姉ちゃんが帰ってくる。 チュウコ姉ちゃんは習い事に行ったりピアノの練習なんかで忙しいので、ボクには声をかけてくれるのがやっと。でもボクとチュウコ姉ちゃんの気持ちは通じてあっているから大丈夫なんだ。 |
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6時を過ぎてやっとチュウ兄ちゃんやチュウキチ兄ちゃんが帰ってくる。 チュウ兄ちゃんはバイトに行ってしまってボクとの交流はほとんどない。 で、暇そうなチュウキチ兄ちゃんと遊んでやることにする。 |
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チュウキチ兄ちゃんは少し乱暴にボクを扱うんだ。 やだなぁと思うこともあるけれど、ボクを男として立派に育てようとしてくれてるんだと自分自身に言い聞かせている。なんて言いながらも懲りもせずにチュウキチ兄ちゃんの所に好んでいくボクはちょっとマゾっ気があるのかもしれないと思うきょうこのごろ。 さすがのボクもチュウキチ兄ちゃんと遊んだ後はぐったりと疲れてしまう。そしてまたボクは眠ってしまうのだ。 |
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チュウコ姉ちゃんが帰ってくると眠い目をこすりながらボクは起き出す。だって、チュウコ姉ちゃん大好きなんだもん。 ちょっとだけ遊んでもらって、ボクはまた夢の世界へ。 |
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こうしてパパが帰ってくるまで夢を見るのだ。 パパの帰りはメチャ遅い。だから、いまのうちにしっかり寝ておかないとパパに会えなくなってしまうんだ。 もっとも、パパは帰ってきてもお疲れでほとんど遊んでくれない。でもパパの声を聞くと安心するんだよね。 |
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あれ?チュウ兄ちゃんは?---いつ帰ってきたのか知らないけど帰ってきたらボクに声くらいかけてよね、プレだって家族の一員なんだぞ! |
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ふぁぁぁ・・・ミントとバジルが回し車をまわしはじめた。---ったく、ハムスターってわかんないなぁ・・・なんで昼間寝て夜ガタガタ動くんだろ。ボクには理解できない。 ふああぁぁぁぁ・・・眠くなってきた。 それではみなさん、お・や・す・み・な・さ・い。 |